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スピノザ『エチカ』 - Sightsong
スピノザ『エチカ』(中公クラシックス、原著1675年頃)を読む。(なお、本版の邦題は『エティカ』とさ... スピノザ『エチカ』(中公クラシックス、原著1675年頃)を読む。(なお、本版の邦題は『エティカ』とされているが、『エチカ』の方が通りがよい。) 300年以上前、スピノザの死後に公開された倫理の書である。 今頃こんなものを読んで面白いのかねと訊かれれば、まあ、確かにさほど面白くはない。定理によって体系的にまとめられたものではあるが、今の目で見れば決して体系的とは言えず、同じことを繰り返すのみ(定理はもっとシンプルで必要十分なものであるべきだ)。しかも、説明のための幾何学がいかにも中途半端。 かれの主な言い分はいくつかある。 完全性(実体)は神にのみあるのであって、しかもそれは唯一のものである。様態のごときものは実体の個々のあらわれに過ぎぬ。人間精神もまた同様なのであって、それぞれ不完全であらざるを得ない。善だの悪だのといった判断は、不完全なこちら側での不完全な決めつけである。だからこそ、不完