エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
建国期アメリカのエリートについて(1) - 研究生活の覚書
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
建国期アメリカのエリートについて(1) - 研究生活の覚書
外交というのは、もともと貴族たちの間で行われるものであった。特にヨーロッパの場合、現在の国家の原... 外交というのは、もともと貴族たちの間で行われるものであった。特にヨーロッパの場合、現在の国家の原型は封建時代の領土、すなわち貴族たちの資産だったわけで、それゆえ相互の財産保全の交渉、あるいはその財産の継承にまつわる紛争解決の歴史が外交の起源である。そしてヨーロッパ諸国の王族・貴族たちはたどりたどれば何らかの形で姻戚関係なわけで、そういう共通規範を前提にしているから「外交」というのが成り立っていた。 アメリカ合衆国が成立した際、当然ながらヨーロッパの諸王国は自分たちのカウンター・パートナーを探した。が、困ったことにそういうことにしっくりくる階級はこの新国家にはいなかった。候補に挙がったのは、ニュー・イングランドのジェントルマン階級と、南部のプランター階級だった。だがどちらもよくよく調べてみると、正式な職業は弁護士だったりする。南部のプランターたちも農場経営はしているが、要するに弁護士が多かっ