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「失われた二〇世紀」書評 野蛮と悲劇の時代、知識人たちの航海|好書好日
失われた二〇世紀(上・下) [著]トニー・ジャット ヴァルター・ベンヤミンは「プルーストのイメージに... 失われた二〇世紀(上・下) [著]トニー・ジャット ヴァルター・ベンヤミンは「プルーストのイメージについて」で「無意志的記憶」について語っているが、本書はまさしく「追想を横糸に、忘却を縦糸としてなされる、自発的想起」による20世紀の物語である。 それにしても、どうして過去の世紀を想起する必要があるのか。わたしたちは20世紀から新しい世紀に乗り換える際に、野蛮と悲劇に満ちた「妄想の時代」から完全に抜け出したはずではないのか。ジャットの答えはノーだ。彼によれば、新しい世紀が「自由」という単純で眉唾(まゆつば)ものの妄想に取りつかれ、世界的規模で20世紀と同じような悲劇と苦しみ、憎悪と絶望をまき散らしているからである。 では、「自由」という「妄想」がまるでゴルディオスの結び目を断ち切るような万能薬とみなされることで、何が失われることになったのか。国家、とくに福祉国家が失われることになった。それは
2012/02/21 リンク