ＧＨＱが「洗脳」？実態は 賀茂道子さん、保守論壇「自虐史観植え付けた」説を史料で探る｜好書好日

「ウォー・ギルト・（インフォメーション・）プログラム」という言葉が保守論壇で流行している。第２次世界大戦後の占領軍の計画で、日本人は洗脳され、自虐史観に塗り替えられたというのだ。その全体像を膨大な史料から探った著作が公刊された。本当に日本人は洗脳されたのか。研究の結果から著者は「洗脳されたとは思えない」という。 「体系的な施策ではなかった」 著作は『ウォー・ギルト・プログラム――ＧＨＱ情報教育政策の実像』（法政大学出版局）。著者は賀茂道子・名城大学非常勤講師（日本政治外交史）だ。 この言葉は、文芸評論家の故・江藤淳氏が１９８９年の『閉（とざ）された言語空間』（現在は文春文庫）で紹介した。ＧＨＱ（連合国軍総司令部）の文書から見つけた江藤氏は、「ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム」と表記した。現在の保守論壇はＷＧＩＰと略す。 ◇ 代表的な施策が二つあったとされる。ＧＨＱの一部門ＣＩ

[mazmot]

"軍国主義者がすべて悪いという国民の実感にお墨付きを与えた" ここ、重要なポイント。国民は騙された被害者であるという位置づけは占領政策に一貫している。

[flagburner]

（2018年12月11日公開）「戦争の総括ができずに戦後を過ごしたことが、現在の歴史認識問題につながっているのではないでしょうか」とりあえず、天皇制を廃止するところから（略

[haruhiwai18]

"「真相はこうだ」ではすでにＡ級戦犯として逮捕されていた広田弘毅元首相を評価していることなどから、プログラムの当初は４６年５月開廷の東京裁判を見据えてはいなかった、というのが賀茂氏の見立"　→ここも重要

[REV]

映画「A German Life(邦題：ゲッベルスと私)」はインタビューと報道系映像が交互に流される。最後、否認するドイツ市民に強制収容所の片付けやらせてた。

[nyakapoko]

イマイチ主張がはっきりしない文章に感じた。/占領政策であれなんであれ、敗戦から時間が経って，戦後史観より客観的に歴史を再評価する必要性は感じる。

[burnoutdog]

GHQが検閲で情報統制をしたことは知ってるが、体系的な計画だったかどうかで何か変わるのか？

[Ayrtonism]

体系的な計画じゃなかったってことは、①（陰謀論者が言うような）大きな意図をもってなされたとは考えにくい、②体系的じゃなかったゆえに大した効果を上げていない、ってことでしょ。普通に読めば＞一部ブコメ

[paravola]

（「洗脳に成功」したのは「自虐」でも「反戦」でもないし、右も左も深く成功したまま）

[quick_past]

民主主義は少なくとも、帝国軍部が暴走するような事態を止める「可能性」は持つことができる。一定以上の教育と、国民全員の社会参加意識あってこそだろうけど。GHQ陰謀論者は一体日本をどうしたんだろう？

[zakinco]

メモ

[kim_tama]

パン助を買春し皇居前広場で青空絶賛乱交中のGIを窓から眺めてニヤニヤしていたGHQの皆さんをどうしてそこまで必死で擁護したいのだろう

[namawakari]

“江藤さんがご覧になった文書は後半の途中で、日本人に東条英機賛美の動きが出たため、『新たな施策を行うべきだ』という勧告でした。しかし、提案された施策の大半は実行されなかった。”

[nekokauinu]

“歴史は複雑に入り組んでいるし、文学のような都合のよい物語でもない”

[technocutzero]

ガイドラインについては眉唾だが、何にせよ日本のキバを抜く必要はあったんでそのための方便は手を尽くしただろう

[qyosshy]

悪いことが起こると自分たちとは違う属性のグループのせいにするのは今でも根強く残ってるな。ウヨサヨ論争を見るとそう感じる。

[triggerhappysundaymorning]

サムネで四千等身後藤さんのかーちゃんかと思った.

[mutinomuti]

“ＧＨＱ情報教育政策の実像”￥5,720

[mn112hr]

ドイツも洗脳されたとおっしゃるのですかね

[facebooook]

2018年12月5日