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『できるかなV3 (SPA COMICS)』(西原理恵子)の感想(63レビュー) - ブクログ
もうフォロワーはいらない、「無頼派」はサイバラだけで十分だ――誰の発言だったか失念したが、そんな言... もうフォロワーはいらない、「無頼派」はサイバラだけで十分だ――誰の発言だったか失念したが、そんな言葉を聞いたことがある。本書はサイバラさんの作品のなかでもとりわけ「無頼派」色が強く、学生の頃「元祖・無頼派」坂口安吾にハマっていた僕は、どこか懐かしさを覚えながらページをめくっていた。 「脱税できるかな」の税金闘争は安吾のそれ(「負ケラレマセン勝ツマデハ」)を彷彿とさせ、「ホステスできるかな」をはじめとするルポは現代版「安吾巷談」といった趣だ。 僕はこの人が描く、野放図な日常と、誰もいない真っ青な海が好きだ。無頼派のフィルターを通すとき、今ここにある生ゴミ臭い現実は、容赦なく酷薄なユーモアに満ちた姿を露わにし、しかしそれゆえに懐かしく愛おしいものに見えてくる。精神病棟での《海はそこだよ》(「海釣り」)とか、――たとえ狙ってでも、僕にこんな風景は書けない。 彼女のどの本よりも「無頼派」らしい本書
2012/01/12 リンク