恒大集団の危機を「微妙なバランス」で報じる中国メディアの“狙い” | 一部の不満表明はあえて認める？

経営破綻が囁かれる恒大集団だが、中国国内では同社に関する報道がピタリと止まっている。そこに見え隠れする中国当局の“ある思惑”とは──。米紙「ニューヨーク・タイムズ」の解説。 中国メディアではほとんど言及されない 中国の恒大集団が崩壊の危機に瀕している。そんな中、同社が建設中の住宅を購入した人々が、SNSに抗議動画を次々とアップロード。政府のオンライン提示版にも、恒大集団の救済を求める声があふれている。

[futenrojin]

北京五輪を含めた米国との交渉もあるなか、3期目をめざす習近平体制の力量を示す機会となっていると思うが、習近平は腹では別のことを考えている可能性もある。