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「差別反対、みんな同じ」「差別反対、みんな違う」——文化多元主義の影の部分
ツイッターで下記のようなツイートを見た。 人種差別、民族差別はされた者にしか分からないと思います。... ツイッターで下記のようなツイートを見た。 人種差別、民族差別はされた者にしか分からないと思います。小学生時代をアメリカで過ごした私は差別されました。初めて奈良市役所に行った時「みんな同じ。差別はやめよう」というポスターがありました。違和感を覚えました。違うんです。みんな違うと認めるところから差別は無くなるんです。 赤松利市 @hZoImkE6gPbGnUs 午後1:27 · 2020年11月30日 私はこれを見てやや焦ってしまった。この標語は部落差別撤廃運動のためのものだからである。文化多元主義とは全くアスペクトが異なる。この差別においては、日本の人々は特定の地区等に住む人を指して「あいつらは《違う》やつらである」とし、就職差別や通婚拒否などの差別的扱いをした。その撤廃運動のスローガンが「みんな同じ」なのである。 「みんな同じ。差別はやめよう」の類の標語と、「みんな違って、みんないい」の類
2021/11/23 リンク