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デジタル関連業務に取り組む図書館において重要な、組織と人の問題
米国議会図書館(LC)のデジタル保存に関するブログ “Signal”で、図書館においてデジタル関連業務を行う... 米国議会図書館(LC)のデジタル保存に関するブログ “Signal”で、図書館においてデジタル関連業務を行うにあたっては技術よりも組織や人の問題がより重要である、という記事が掲載されています。記事で紹介されている、フランス国立図書館(BnF)での経験をまとめた論考では、こうあってほしい点(wishes)として、「組織の方針を明確にする」「優先順位を決める」「デジタルコレクションとは何かを決める」「組織横断的なワークフローを促進する」「職員全体のスキルを向上させる」「職務に必要な能力の変化の分析」の6点が示されています。論考によると、BnFでは、1998年に設立された電子図書館部の業務を既存の部に移行していき、2008年には電子図書館部の組織がなくなった(図書館全体がデジタルになった)とのことですが、そのプロセスにおいて、従来業務とデジタル関連業務を一体化させるために、様々な研修等が実施され
2011/08/26 リンク