総選挙の争点は終盤に向けて2つに絞られていく

1940年長野県生まれ。東京大学文学部、北海道大学法学部卒業。 83年、衆議院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。 細川政権発足時、首相特別補佐。第一次橋本内閣、経済企画庁長官。 現在、福山大学客員教授、「民権塾」塾長。 田中秀征 政権ウォッチ かつて首相特別補佐として細川政権を支えた田中秀征が、期待と不安に溢れた現政権の動向を鋭く斬り込む週刊コラム。刻一刻と動く政局をウォッチしていく。 バックナンバー一覧 12党、約1500人の候補者による総選挙が始まった。まるで関ヶ原でいくつもの合戦が同時に繰り広げられるような様相だ。 だが、政策対立（争点）も政党対立も有権者によって次第に整理され、最終盤にはきわめて明確な構図となるだろう。 自民ＶＳ民主、維新ＶＳ未来 2つに分かれた「タカとハトの戦い」 （1）まず、総選挙の争点は、①統治構造の改革が最大の争点になる。 具体的には、消費

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残念ながら田中秀征はずいぶん政治を見るカンが鈍ってきたと思う。

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