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前NYタイムズ東京支局長「米国はアジアを中国に任せるかも」 | AERA dot. (アエラドット)
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前NYタイムズ東京支局長「米国はアジアを中国に任せるかも」 | AERA dot. (アエラドット)
(左から)元外交官 孫崎享、前NYタイムズ東京支局長 M・ファクラー、英エコノミスト誌記者 D・... (左から)元外交官 孫崎享、前NYタイムズ東京支局長 M・ファクラー、英エコノミスト誌記者 D・マックニール(撮影/岡田晃奈) 安倍晋三首相は来年の参院選を見据え、「新3本の矢」なる経済政策に力点を移している。英エコノミスト誌記者のデイビッド・マックニール氏、前NYタイムズ東京支局長のマーティン・ファクラー氏と外務省OBの孫崎享氏が、沖縄の基地問題をぶった切った! * * * ファクラー(以下、F):政府は辺野古基地は中国の台頭に対抗するための抑止力として考えています。ところが、軍事的にドライに見ると、沖縄本島に海兵隊を置くことは、戦略上よくないという見方を持っている人がペンタゴン(米国防総省)にもいます。沖縄にある海兵隊の基地は中国に近すぎて攻撃を受けやすく、抑止力にならないとの見方です。 孫崎:米軍が重要視する嘉手納基地も含めて、沖縄本島は中国のミサイルの射程圏内。もし米中間で戦争