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古賀茂明「関電裏金発覚後でも、金品をもらう余地を残そうとする大手電力」 | AERA dot. (アエラドット)
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古賀茂明「関電裏金発覚後でも、金品をもらう余地を残そうとする大手電力」 | AERA dot. (アエラドット)
古賀茂明(こが・しげあき)/古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。... 古賀茂明(こが・しげあき)/古賀茂明政策ラボ代表、「改革はするが戦争はしない」フォーラム4提唱者。1955年、長崎県生まれ。東大法学部卒。元経済産業省の改革派官僚。産業再生機構執行役員、内閣審議官などを経て2011年退官。主著『日本中枢の崩壊』(講談社文庫)などこの記事の写真をすべて見る 森山栄治元高浜町助役 (c)朝日新聞社 思わず目を疑った。 ──北陸電、歳暮受け取り禁止 関電問題受け 東北電は届け出制── 11月1日の日経新聞記事の見出しだ。 電力会社は、長い間地域独占を認められ、何も努力せずに利益が保証されてきた。消費者は、どんな価格でも電力を買わざるを得ないという弱い立場にある。だから、経済産業省が、その価格=電気料金が適正かどうかを審査して認可する仕組みになっている。 電気料金は、かかったコストをそのまま電気料金に反映させる総括原価方式でコストを計算し、それに電力会社の利益を上