東浩紀「ヘイト丸出しの差別発言を許容する日本 上品下品の感覚取り戻すべき」 | AERA dot. (アエラドット)

東浩紀／批評家・作家。株式会社ゲンロン取締役この記事の写真をすべて見る ※写真はイメージ（ｇｅｔｔｙｉｍａｇｅｓ） 批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。 ＊ ＊ ＊ 年の瀬に不愉快なニュースが飛び込んできた。大手健康食品メーカーDHCの吉田嘉明会長が、同社の公式サイト上に在日韓国・朝鮮人へのヘイト丸出しの発言を掲載していたというのである（発言は11月付）。 発言はライバル企業への下品なあてこすりも含み、社会通念上許容できるものではない。批判が相次ぎ、ネットでは不買運動も起きている。当然の反応だといえる。 とはいえ、残念ながら謝罪や撤回の可能性は低い。DHCは保守系ネット番組のスポンサーとして知られ、会長は過去にも同様の発言を繰り返している。にもかかわらず、同社の売り上げが落ちたり会長が信用を失ったりしたとい

[shinichikudoh]

「上品下品の感覚を取り戻すべき。正義のためなら汚い言葉も許容される価値観が広まってる。それは左派も変わらない」左右どっちもというのは同意。ただ東さんはエロゲに詳しいイメージなので上品下品はどうなのか。

[lcwin]

なんかあずまん、孔子や儒学あたりにハマらないかな。

[yoko-hirom]

『話は聞かない』　売り上げが落ちたからという話はある（https://webronza.asahi.com/national/articles/2020121800003.html）。問題は差別に寛容な連中がそこそこ信用されて社会的地位と影響力があること。

[kurokawada]

「権利を守るためなら上品ぶっていられない」「「強い言葉」を奪うのは権力側に都合の良い考えなので従う必要はない」という考えの人が多いから、どこまでも過激になる。どうしようもない。

[RRD]

丁寧語を使えばどんなバカで失礼なことを言っても上品で、他人を攻撃することが許される時代だからな。自分が何を言ってるのか分かってない慇懃無礼なのが多すぎだろ。