児童養護施設職員、子どもからの預かり金４００万着服 島根 /教育ニュース - 教育情報サイトeduon!

島根県安来市の社会福祉法人「せんだん会」は２４日、運営する児童養護施設「安来学園」の女性保育士（５５）と男性指導員（４２）が、入所する子ども３人の預金口座から計約396万円を着服し、１５日付で懲戒解雇したと発表した。 通帳管理を任されていた２人は、園長の印鑑を無許可で持ち出し、保育士は２００５年１月から昨年８月までに入所者１人から約240万円、指導員は入所者２人から計約156万無断で引き出していた。 同園には保護者がいない、保護者の病気や虐待で養えないなどによって預けられた３～１８歳の６０人が入所。施設は親類による振込や本人のアルバイト代など、９人の預金通帳をを預かっていた。 ２人は既に全額返済しており、刑事告発は見送る。改善策として、事務長が通帳を管理し、預金の出し入れは複数の職員が立ち会うとした。