「調教」される「批評家」たち - 魔王14歳の幸福な電波

(美少女ゲーム年代記 - 魔王14歳の抱き枕に書いたのと同じ内容です) 批評者の言葉が創作者から見て的外れになりがちなのは、ひとつには、その仮説を実証する機会がほとんどないからという理由が挙げられると思います。実際の人間を相手にしている創作という活動は"例外が多い"ということにかけてほとんどスポーツみたいなものです。よりよい創作を行うためには、実験によって常に理論を修正し、それが追いつかない複雑な部分は身体感覚でカバーするしかないわけです。 自分でものを作るという作業に携わらない以上、批評者は「作品を作る際の自分の感覚」と「作品を鑑賞した者の反応」を照らし合わせるということができません。批評者には、後者の"外から観察できる反応"しか知ることができないのです。言葉選びのセンスとか、テーマの有効な伝え方とか、もっとも鑑賞者の心を揺さぶる演出挿入のタイミングとか、そういったことを創作者はいちいち

[Erlkonig]

2年前の自分の記事。うーん。やっぱり今見ると感心できない。無用な敵愾心ありすぎで、まったくフラットじゃない。「危険」とか何様？　こういうこと平気で言ってる方がよっぽど危ない。下品。

[soulstice]

「人文主義の潜在的なテーマは、人間の脱野生化である。そして潜在的なテーゼは「正しい読解は飼い慣らす」である。」　ｂｙ　ペーター・スローターダイク

[LoneStarSaloon]

＞「感動」を得るにはどうすればよいかを探るために「正しい理論」を追求していたのに、いつのまにか「自分の理論」に当てはまるものに「感動」してしまうカラダになっていたという価値観の逆転です。

[tukinoha]

批評が的外れになるのは、的外れではない批評だと食えないからだと思います。

[umeten]

心理主義的な「批評」について。しかし、これ書いた人も同様に、内省的自我の檻に収まってるよな。＞でも私の読み方には関係ないな」と思ってしまうことが多い

[walkinglint]

> 「感動」を得るにはどうすればよいかを探るために「正しい理論」を追求していたのに、いつのまにか「自分の理論」に当てはまるものに「感動」してしまうカラダになっていたという価値観の逆転です。

[nitino]

なんかこう、わかる気がする

[sagann]

自分もこみいった批評の実証性のなさが気になってあまり楽しめない。

[Wanderer]

ちょっと作者側に有利な気もするけど、納得。