中国児童11人誘拐・売却事件、5歳で売られた被害者の26年越しの執念で全犯行が露見（北村 豊） @gendai_biz

中国児童11人誘拐・売却事件、5歳で売られた被害者の26年越しの執念で全犯行が露見 現代にも脈々と生きる中国人身売買の伝統・後篇 人身売買というおぞましき中国の伝統 本裁判の判決は恐らく1～2ヵ月以内にも下されるものと思われるが、検察側の求刑通りに余華英に対して死刑が言い渡されるかどうかは分からない。余華英は自分が腹を痛めた我が子でさえも、カネのために他人へ売り渡すような人非人である。 裁判の中で裁判官が今なお行方不明な余華英が売り飛ばした子供に言及した際に、余華英は滂沱の涙を流した由。売り飛ばした我が子に流す涙はあっても、余華英に売り飛ばされた11人の子供たちに流す涙はないようだ。たとえ死刑判決が下されないとしても、人間の皮をかぶった悪魔と言える余華英を待っているのは地獄の業火以外の何物でもないだろう。 中国では2021年に全国の公安機関が「団圓（一家団欒）運動」を展開し、児童誘拐・販売

[songanman]

"中国では2021年に全国の公安機関が「団圓（一家団欒）運動」を展開し、児童誘拐・販売事件の解決、児童誘拐・販売犯の逮捕、失踪・誘拐された児童の救出を全力挙げて実施"。'21年間で10,932人の児童の救出に成功、と。