「街の診療所の年収3000万円」でも、日本医師会は「さらなる給料アップ」を狙う…欲張りすぎるその生態（週刊現代） @moneygendai

「そんなに儲けてるの？」。開業医の年収が3000万円と聞けばそう思う人は多いだろう。その給料の出元は、私たちが払った税金や保険料だ。だが、日本医師会はさらなる「収入増」を目指している。 前編記事『年収3000万円の「街の診療所」、なかには「ヤバすぎる儲け方」をしてるヤツらがいた…！』より続く。 日本医師会という「欲張り村」 11月15日、岸田文雄総理は総理官邸で日本医師会の松本吉郎会長と向かい合っていた。この日、松本会長が官邸を訪れたのはほかでもない「診療報酬」の増額を求めるためである。松本会長は岸田総理の顔を見据えながらこう語った。 「今後も岸田総理を支えていくため、（医療業界の）厳しい状況をご理解いただき、改定率決定の際には特段の配慮をお願いしたい」 岸田総理はいつものように曖昧な笑みを浮かべ、封筒に入った資料を受け取った―。 いま「診療報酬改定」が佳境を迎えている。 よく知られる通り

[jintrick]

“開業医が、自分のつくった法人からいわば「年金」を得ているために赤字になっている診療所があるということだ。それによって全体の利益率が低く出ている可能性”