中露の傍若無人、中東の混乱…世界はなぜ「地政学的カオス」に陥ったのか？（笠原 敏彦） @gendai_biz

今年の国際情勢を振り返ると、世界が「アメリカ後」の秩序形成に向けて一段と加速した感がある。それは、一種の安定感を漂わせる多極化時代や米中によるG2時代などとは全く次元の異なる世界だ。 シリア内戦を始めとした中東の混乱、欧州に押し寄せる難民、中国の南シナ海における人工島造成の既成事実化、ロシアの傍若無人な言動……。世界を見渡せば、「地政学的カオス」というのが実情だ。 覇権国家の役割がバランス・オブ・パワー（勢力均衡）の調停であるなら、その役割をアメリカに求めるのはもう無理なのかもしれない。 ＊ ＊ ＊ 昨年（2014）出版されたヘンリー・キッシンジャー元米国務長官の『World Order』は、現状の国際関係を読み解くのに参考になる。 キッシンジャー氏はその中で「（大西洋と太平洋により孤立した）地理的条件と膨大な資源に恵まれたアメリカでは、外交とは選択的行動（optional activit

[chiharubear]

読んでて「確かにな」って思ったよ。 中露の傍若無人、中東の混乱…世界はなぜ「地政学的カオス」に陥ったのか？

[the_sun_also_rises]

「地政学的カオス」は国と武装勢力が入り乱れた戦争である21世紀型戦争の一つの特徴。戦争は当事者がその流血を忌むまで続く。21世紀型戦争は武装勢力側が血気盛んなので息が長そうだ。100年続いても不思議ではない。

[mmsuzuki]

“「（大西洋と太平洋により孤立した）地理的条件と膨大な資源に恵まれたアメリカでは、外交とは選択的行動（optional activity）であるという認識が育まれた」”

[asamaru]

おもしろかった。ただ、（ビル）クリントンは「アメリカは徐々にOne of themになっていくだろう」と意識してたようだけど。また、ロシアは「窮鼠猫を噛」んでるだけで帝国復活を目論んではいないと思う

[kilminwq]

世界はなぜ「地政学的カオス」に陥ったのか？　中露の実力行使、テロ、そしてパクス・アメリカーナの終焉　2015年の国際情勢を振り返る | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]:…

[ochiaihideki]

世界はなぜ「地政学的カオス」に陥ったのか？　中露の実力行使、テロ、そしてパクス・アメリカーナの終焉　2015年の国際情勢を振り返る | 賢者の知恵 | 現代ビジネス [講談社]

[toratsugumi]

あの日、NHKのアナウンサーのアホ面越しにビルに突っ込む旅客機見ながら--とうとう始まっちゃったか、意外と早かったな--と考えてたのを思い出す。それまで、もう4・5年はかかると思ってたからな。

[daybeforeyesterday]

うーむ