なぜなにUNIX「コンソールとターミナルの違いは？」：新刊ピックアップ

今回の「なぜなにUNIX」は，コンソールとターミナルの違いについて解説します。同じような意味で使われているこの2つの用語，実は微妙に違いがあるんです。 コンソールは「演奏台」 ノイマン型コンピュータが作られだした1950～1960年代，コンピュータといえば部屋を埋め尽くす巨大な鉄のかたまりでした。当然直接いじるには手に余りますので，操作しやすいように専用の操作卓が用意されました。それが「コンソール」です。コンソールは元はパイプオルガンの演奏台を示す用語ですが，装置を鍵盤で操作するイメージが似ているため流用されたのでしょう。 その後，技術の進歩によりコンピュータはどんどん小型化し，現在のパソコンではコンソールもコンピュータに内蔵されてしまいました。ただ，大学や大企業で使われている大型コンピュータでは，現在もコンソールが使われています。 ではターミナルって？ 一方，ターミナルは，電気通信用語で

[endor]

ときに，皆さんは組織の“ターミナル”になってはいませんか？

[itouhiro]

「UNIXの起動時に表示される操作画面はコンソール」「ネットワーク越しや，Xウィンドウシステム上で動く仮想端末はターミナル」

[spacefrontier]

今までよく理解していなかった。/ ヘッドレスな装置でSerial Consoleを常用していたらいざVGAを繋いでも何も表示されずに混乱したことがしばしば。 / Serial over LANと通常のTCP接続のTerminalを混用してても混乱。

[John_Kawanishi]

｢kernelと直接対話する装置をConsole｣｢外部Networkから接続する装置をTerminal｣｢起動時に表示される操作画面はConsole，SerialCableで直結する装置はSerialConsoleと呼びNetwork越しで接続する装置やXwindowSystem上で動く仮想端末はTerminal

[htsign]

違いあったのか…。カーネルにより近いとコンソールなのね。

[doraty]

何年か経って両者の違いを忘れたときに改めて見るかどうかわからないけど、いちおうブクマ。

[mendksa]

この違い、たぶん忘れる

[naskin]

コンソールとはもともとパイプオルガンの演奏台を表す言葉