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暴かれた「人体」の恐るべき真実――中世の解剖学が切り開いた「生のはかなさ」 | 本がすき。
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暴かれた「人体」の恐るべき真実――中世の解剖学が切り開いた「生のはかなさ」 | 本がすき。
『内臓の発見 西洋美術における身体とイメージ』筑摩書房 小池寿子/著 中世後期、人体解剖術の拡がり... 『内臓の発見 西洋美術における身体とイメージ』筑摩書房 小池寿子/著 中世後期、人体解剖術の拡がりとともに暴かれた人体の内部は人間精神に何をもたらしたのか。その答えを探るのが、本書である。生きた身体へ向けられた眼差しを、本書は多様な視点から解き明かそうとする。 西欧中世の医学は、12世紀に移入されたギリシア・ローマ医学を継承して発展していった。死体を不浄のものとする古代以来の見方は、解剖学への発展にも影響を与えることになる。古代医学移入以降のヨーロッパでは、解剖を担当するのは身分の低い者で、数世紀のあいだ解剖学者が自ら執刀することはなかったらしい。現代では、自分の死体を解剖学実習のために提供できる献体のシステムがあるが、当時、解剖される人体といえば罪人のものに限られていた。地獄行きの罪人の身体なら解体しても死後の道行きには関係ない、そんな思いがあったのだろう。処刑された死体は大学医学部の所