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『兵士に聞け 最終章』「戦後」を旅した24年 - HONZ
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『兵士に聞け 最終章』「戦後」を旅した24年 - HONZ
杉山隆男が自衛隊と職業人としての自衛官の取材を始めたのは1992年11月、40歳になる直前であった。それ... 杉山隆男が自衛隊と職業人としての自衛官の取材を始めたのは1992年11月、40歳になる直前であった。それは、自衛隊初の海外活動であるペルシャ湾掃海の翌年、あいまいきわまりない「正当防衛」基準に悩みながら陸自施設部隊がカンボジアPKOに赴いたその年であった。自衛隊取材の当初、「さわり」だけと本人は謙遜するものの、過酷きわまりないレンジャー訓練にも参加したのだから、杉山隆男の覚悟は並々ならなかった。 その取材動機は、陸海空あわせ25万人もの武装集団であり、自己完結的な装備と機動力とで災害出動には欠かせない大組織であるにもかかわらず、自衛隊と自衛隊員の実情が見えないことへのいらだちであった。また誰もその客観レポートを行おうとしないことへの強烈な不満であった。さらには、「戦後」日本に売るほど出現した「中学生なみの正義感」の持主たち、「防衛予算は人殺しの予算」などとうそぶく者たちへの反感も推進力とな