質素イノベーション : 池田信夫 blog

2010年04月21日08:35 カテゴリIT 質素イノベーション 今週のEconomistの特集は、「新興国のイノベーション」。新興国にイノベーションなんかあるわけないじゃないか。先進国のものまねで安物をつくってるだけだろ――と思っている人は、かつて日本車を「おもちゃ」と笑ったアメリカ人と同じ運命をたどるだろう。 かつての日本の役割を演じているのは、中国やインドやブラジルだ。そこで生まれている製品は、先進国のような高機能・高価格の「持続的イノベーション」ではなく、3000ドルの自動車や300ドルのPCなどの「破壊的イノベーション」である。そこには――かつての日本車がそうであったように――新しい技術は何もない。あるのは、新しい市場に適応した最小限度のスペックと低価格、そして携帯電話でつながった労働者のネットワークによる効率的な生産だ。 先週のメールマガジン「イノベーションの法則」でも書いた

[tinsep19]

数千人の労働者を工場に集めないで、携帯電話で結んで分散的に生産を行なうネットワークです。資本主義の象徴だった工場をモバイル・ネットワークに置き換えるイノベーションこそ、インターネットの次のモバイル革命

[drumandara]

RSS

[pc4beginner]

その光の道に全てを乗せればコストは劇的に下がるような気がする。基地局は公衆無線LANにすればいい。何故高いと結論づけたのかもう少し詳しく知りたい。

[endo_5501]

「途上国では、電話もない地域に無線ネットワークを引く質素イノベーションが起こっている。そのほうが1軒ずつ線を引くよりはるかに安くて速いからである」

[paulownia]

『電話もない地域に無線ネットワークを引く質素イノベーションが起こっている』

[cloudliner_tweets]

「新興国は、その膨大な人口、低い所得、信頼性のないインフラ、低賃金といった新しいパラダイムに適応して、不要な機能を捨てる新しいタイプの製品や流通システムを生み出している」 質素イノベーション

[elm200]

池田センセは本質を突いてる。ベトナムは加入電話はほとんどなく安い GSM 携帯電話が中心。でも wi-fi カフェがいたるところにあって、ネット環境はすこぶるよい。枯れた技術しかないが快適。

[georgew]

新興国は... 新しいパラダイムに適応して不要な機能を捨てる新しいタイプの製品や流通システムを生み出している > 周りまわって先進国ユーザも恩恵を受ける...

[roromich]

リーダー

[tompeter]

イノベーションの本質はパラダイム転換である。

[hiroomi]

ソフトバンクの提案している「光の道」プランは、山間部や離島まで引こうという「豪華イノベーション」の一例。途上国では、電話もない地域に無線ネットワークを引く。そのほうが線を引くよりはるかに安い。

[kono]

イノベーションの本質は技術の改良ではなく、パラダイム転換である。

[TakamoriTarou]

先行優位性にこれ以上投資せず破壊的に行動すれば勝てると言う論は過去の遺産を食いつぶせと同意で長期的視点が足りないような。また無線と光回線と比較しているが認識が微妙。フェムトセル等々融合の例ご存じない?

[neemu-min]

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