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傾城水滸伝 - Wikipedia
第二編、歌川國安画、文政9年 (1826年) 『傾城水滸伝』(けいせいすいこでん)は、曲亭馬琴作の合巻本。... 第二編、歌川國安画、文政9年 (1826年) 『傾城水滸伝』(けいせいすいこでん)は、曲亭馬琴作の合巻本。13編。文政8年(1825年) - 天保6年(1835年)刊行。歌川豊国・歌川国安・歌川貞秀画。当時大変人気を博したため版木が磨耗してしまい、2度彫り直して3版まで出版された[1]という。 中国文学の『水滸伝』の翻案。『水滸伝』の英雄豪傑を日本の賢妻烈婦にかえたもの。また、登場人物全員の性別がほぼ逆転しており、3人の女性好漢等も男性に変えられている。『傾城水滸伝』の「傾城」は、物語の発端が熊野那智山の傾城塚があばかれ遊女(傾城)達の幽魂が飛び散ることから名付けられている。 後鳥羽院の時代、後鳥羽院から寵愛をうけた白拍子亀菊の専横に世をはばまれた烈婦たちが、執権北条義時のために討たれた鎌倉の源頼家の息女三世姫を擁立し、近江賤ヶ岳江鎮泊にたてこもって、亀菊および義時とたたかうという内容。
2017/11/19