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十八史略 - Wikipedia
『十八史略』(じゅうはっしりゃく)は、南宋の曾先之によってまとめられた、初学者向けの歴史書、歴史... 『十八史略』(じゅうはっしりゃく)は、南宋の曾先之によってまとめられた、初学者向けの歴史書、歴史読本である。三皇五帝の伝説時代から南宋までの十八の正史を要約し、編年体で綴っている。「十八史」とは、『史記』から『新五代史』までの17史に曾先之が生きた宋一代を加えたものを意味している。 概要[編集] 最も古い刊行時期は至治年間(1321年 - 1323年)である。曾先之がまとめたものは二巻本である。この本は現在流布しているものと異なる。その後、明代に複数の人物により大幅な改変が行われ、現在と同じ七巻本となった。 以下、林秀一の研究により現行の七巻本の成立過程と曾先之の二巻本の異同を記す。 二巻本は明の陳殷によって帝王世紀や朱子学の書を元に注釈を加えられた。(陳殷音釈) その後、明の建陽の出版人:劉剡が大幅な補筆・改変を行なった。劉剡の改変は以下の通り。 (朱熹の『資治通鑑綱目』に従い)三国時代
2016/10/08 リンク