馭戒慨言 - Wikipedia

『馭戎慨言』（ぎょじゅうがいげん／からおさめのうれたみごと）は、本居宣長による歴史書。江戸時代以前の日本外交史について記述している。 概要[編集] 宣長は中国大陸や朝鮮半島を崇めて日本を卑屈にするような表現を嫌悪したが、宣長がそれを強調すればするほど、邪馬台国をはじめ各々の地域で独自に中国大陸や朝鮮半島と往来していたことが浮かび上がるなど、逆に日本が決して単一ではないこと思わせることになった[1]。 当初は『待異論』の題名で、安永6年（1777年）12月に初稿が成立し、安永7年（1778年）に最終稿が完成して『馭戎慨言』と改題[注 1]。天明7年（1787年）2月に識語が付され、寛政8年（1796年）4月に刊行された[3][4]。2巻4冊[5]。 なお、書名の読みについては、同書に序文を付けた弟子の渡辺重名は「からおさめのうれたみごと」と振り仮名を付けているが、宣長が息子の春庭に充てた書状

[haruhiwai18]

"小野妹子に持たせた国書にある「日出処天子云々」も（一般的には中国の皇帝に対する無礼な親書と解するところを）宣長に言わせると天皇が臣下である隋国王に下す詔書の形式で無いことを非難"　→中二病(こなみ