梨泰院雑踏事故、幅３.２メートルの急坂に閉じ込められ、立ったまま意識を失った

30日午前、ソウル龍山区の順天郷大学病院。ある女性が行方不明の我が子を探すために斎場に向かう途中、立っていられず泣き崩れている=ペク・ソア記者//ハンギョレ新聞社 29日夜、ソウル梨泰院（イテウォン）で発生した最悪の圧死事故で、30日午後10時30分現在で154人の死亡、132人の負傷が確認された。週末を迎え、ハロウィーン（31日）をいち早く楽しむために繰り出した人々が狭い急坂でもみくちゃになったことが、超大型の惨事につながった。犠牲者の多くは20代だった。宗教行事やスポーツ競技のように出入り口のある制限された空間で主に発生する圧死事故が、10万人以上が集まると予告されたソウル都心の真ん中の開かれた空間で発生したことから、安全対策に失敗した行政惨事だとの批判が高まっている。 梨泰院惨事の生存者や目撃者の証言、および消防当局と警察の発表を総合すると、圧死事故は29日午後10時15分ごろ、梨泰

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"救助隊と市民が下敷きになった人々を引き出そうと尽力したが、絡み合っておりなかなか引き離せなかった。このような状況は1時間以上続いた"。事故発生の通報から2分後には龍山消防署の救助隊が出動も、と。

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“「クラブに有名人が来ていると誰かが言った時、突然みんなが大声を上げながらハミルトンホテルの方に倒れた」”