「強い社会保障で強い経済」という幻想～菅政権の奇妙な経済理論 | JBpress (ジェイビープレス)

菅政権の誕生で、経済学者が注目を集めている。自民党政権では、竹中平蔵氏が離れて以来、経済学者が政権に入ることはなかったが、内閣府参与になった小野善康氏（大阪大学社会経済研究所長）は菅直人首相の10年来の友人で、所信表明演説や「新成長戦略」などにも小野氏の言葉があちこちで引用されている。 これは悪いことではない。経済政策は勘と経験だけでできるものではないので、専門的な経済学者が政権にアドバイスすることは必要である。米国の場合は、経済諮問委員会委員長にローレンス・サマーズ氏、FRB（連邦準備制度理事会）議長にベン・バーナンキ氏という著名な経済学者を配している。 失業者を雇うと「機会費用」はゼロ？ しかし日本の場合は、いささか人選に問題がある。小野氏の理論は独特のもので、過去にも何度か批判を浴びている。彼の理論は次のようなものだ。 ＜公共事業の意義とは、労働資源が余っている状態において彼らを活用

[kechack]

いろいろ言っているが結論は「社会保障を効率化すべき 」というポジショントーク。

[daybeforeyesterday]

介護、福祉、環境共に、公的支出に対する民間の依存度の極めて高いセクターでは、パイの拡大も望めない以上、これらの問題と如何に向き合うかは兎も角、成長戦略は描き得ない、というお話。

[CavalleriaRusticana]

　　「強い社会保障で強い経済になるというのは因果関係が逆。日本がこれ以上「大きな政府」になったら、財政が破綻する。政府はこうした幻想にすがらないで、社会保障を効率化すべきである。」

[okanesan]

「税調の専門家委員会には神野氏の弟子筋のマルクス経済学者が集まり、普通の財政学者はほとんどいない」

[uumin3]

奇妙

[gruza03]

失業者を雇うと「機会費用」はゼロ？/「スウェーデン型福祉社会」を実現した政策とは/成長率を上げないと社会保障は充実させられない/神野氏の弟子筋のマルクス経済学者が集まり、普通の財政学者はほとんどいない。

[iGucci]

「スウェーデンでは基本的に解雇は自由で、離職率は10％以上と高い。その代わり新しい企業に就業するまで職業訓練を行い、労働市場を柔軟にしてセーフティーネットを実現している」