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震災で浮き彫りに、弱者に厳しい地方都市 巨大流通網のほころびが露呈 | JBpress (ジェイビープレス)
東日本大震災の発生からまもなく1カ月となる。被災地ではライフラインの復旧が進み、生活再建に向けて動... 東日本大震災の発生からまもなく1カ月となる。被災地ではライフラインの復旧が進み、生活再建に向けて動き出している。 だが、高齢者の多い被災地では、依然として住民が不自由な生活を強いられている。本コラムで度々取り上げてきたが、これは巨大流通業の寡占化が街を壊したことの弊害ではないのか。 都心商店街にはモノがあった 筆者は比較的都心に住んでいる。近隣に、高齢者の居住比率が高い団地群があるからか、周辺には昔ながらの青果店や精肉店、地場スーパーが細々と営業している。 大震災発生直後、そして2~3日の間、定期的にそれらの店舗をのぞきに行ったが、主要マスコミが大騒ぎするような事態、つまり飲料水やカップ麺などの品不足は発生していなかった。 顔馴染みの精肉店で事情を聞いたところ、「独自の流通網を持っているから」と答えてくれた。要するに、店主や従業員がいつも通り、問屋や生産者から商品を仕入れることができた、と
2011/04/06 リンク