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完成後40年、いまだに車両通行止めが続く橋のその先には何が? 松川大橋と行き止まりの自動車道が象徴する「社会環境の大きな変化」 | JBpress (ジェイビープレス)
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完成後40年、いまだに車両通行止めが続く橋のその先には何が? 松川大橋と行き止まりの自動車道が象徴する「社会環境の大きな変化」 | JBpress (ジェイビープレス)
2010年12月、岩手県土整備委員会会議において、212号について意見交換がされた記録が残っている。「やっ... 2010年12月、岩手県土整備委員会会議において、212号について意見交換がされた記録が残っている。「やっぱり道路は基本的に結んで道路なのですよ。歩いていくという、まさに登山道も県道になっているかもしれませんけれども、あくまでもあれは登山道なのです。大変苦労して県道を結んだという努力はわかりますけれども、地元とすれば、やはり将来(自動車道として)結んでほしいという声は消えないという風に思います」という出席者の発言が印象に残る。 近くに来る人はいるのだが では松川大橋は完全に「忘れられた橋」なのかというと、そうでもない。この一帯は紅葉が見事なことで有名で、紅葉シーズンには多くの車が松川大橋の通行制限ゲートまで来て、大勢の人でにぎわうという。 紅葉シーズンでなくても、松川大橋からの眺望はすばらしい。眼下には、濃い緑の木々の間に真っ白な煙がもくもくと立ち上っている。これは日本初の地熱発電所である