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なぜ自動車メーカーはこぞって「型式認証不正」に手を染めたのか、制度改革のチャンスを逃し続けてきたツケ | JBpress (ジェイビープレス)
日本よりも厳しい海外の基準で追突試験をしていた事案も 常に高水準の安全性や環境負荷低減が求められる... 日本よりも厳しい海外の基準で追突試験をしていた事案も 常に高水準の安全性や環境負荷低減が求められる自動車メーカーは、おおむね生真面目で法令遵守精神も高い。にもかかわらず、不正が後を絶たないのはなぜか。 型式指定とは道路運送車両法という法律で定められたもので、安全性や環境負荷が保たれるという“お墨付き”である。開発段階で数々のテストを実施し、保安基準を満たしたものをそっくりそのまま大量生産し、出荷前に車検に相当する完成検査をパスしているのだから、ディーラーでナンバーをつけてもらうだけで走行していいというシステムだ。 もちろんクルマといっても大きさ、形状、用途、エネルギー源など多種多様。そのため法律だけでは到底すべてを網羅できないため、監督官庁である国交省が定めた省令、またそれを補う「付則」と呼ばれる数多くのルールが設けられている。 実はそのルールがくせ者で、読んだだけで中身が明々白々なものば
2024/06/05 リンク