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AIの進歩に立ちふさがる最大の難関を、日本語の視座から考えること
近年AIの発展は目覚ましく、各分野で実用されている。今後もAIに何らかの作業を任せることが増えていく... 近年AIの発展は目覚ましく、各分野で実用されている。今後もAIに何らかの作業を任せることが増えていくと見られており、そこで課題とされているのが人間との意思疎通である。意思疎通で大きな難関とされているのが「フレーム問題」だという。 「フレーム問題」は限られた情報処理能力しかないAIが、現実に起こりうる問題すべてに対処することができないことを示している。2019年9月6日、パシフィコ横浜にて開催されたCEDEC 2019にて、札幌市立大学の理事長・学長を務める中島秀之氏が登壇。「AIの諸問題に対する日本語的アプローチ」と題した基調講演が行われ、問題の解決に挑戦する歴史の概観が語られた。 AI研究における「知能」の定義 中島氏はまず人工知能についての前提を説明。「人工知能とはコンピューターを用いて人間の知能を研究」することが目的である。しかし中島氏にとって、人工知能研究においてさまざまなプログラ
2019/09/09 リンク