「タスポ」導入でコンビニでの購買増加、各社に増額修正期待

４月１１日、「成人識別たばこ自動販売機」への移行が進むなか、コンビニでのたばこ購入者増加で０９年２月期のコンビニ各社の業績にプラス要因になりそうとの声も。写真は昨年４月、都内で撮影した自販機（２００８年 ロイター/Yuriko Nakao） ［東京 １１日 ロイター］ 全国のたばこ自動販売機が順次「成人識別たばこ自動販売機」に移行するなか、コンビニエンスストアでたばこを購入する人が増えており、２００９年２月期のコンビニ各社の業績へのプラス要因になりそうだ。 各社とも、たばこ購入の増加を織り込んだ見通しを出しているものの「抑え気味」の計画としており、成人識別自動販売機が首都圏にまで拡大した後の消費者の動向によっては、増額修正の余地がありそうだ。 「成人識別たばこ自動販売機」は、未成年者の喫煙防止のため、３月１日にパイロットエリアとして鹿児島県・宮崎県で導入。来月には北海道と２０県で導入され、