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日銀点検を読む:積極財政に期待、日銀は国債購入で金利上昇抑制を=岩田規久男・前副総裁
岩田規久男・前日銀副総裁は、ロイターとのインタビューで、日本は「本物の流動性のわな」に陥っており... 岩田規久男・前日銀副総裁は、ロイターとのインタビューで、日本は「本物の流動性のわな」に陥っており、これを脱却するには政府が積極的に財政出動するしかないとの見方を示した。東京都で1月9日撮影(2021年 ロイター/Issei Kato) [東京 3日 ロイター] - 岩田規久男・前日銀副総裁は、ロイターとのインタビューで、日本は「本物の流動性のわな」に陥っており、これを脱却するには政府が積極的に財政出動するしかないとの見方を示した。同時に、日銀は金利が上昇しそうな場合には、国債の購入量を増やしそれを抑え込む役割が求められると指摘。コロナ禍における経済対策としても「国債を大量に発行して休業補償に充てるべきだ」と述べた。 岩田氏は、日銀が金融政策の枠組みの一つとして導入している長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)では長期金利を下げることはできるが、さらなる利下げは地銀の経営を圧迫して金融
2021/02/03 リンク