UPDATE2: ソフトバンク<9984.T>孫社長、プラチナバンドで顧客離れ阻止へ 設備投資積み増しを表明

［東京 １日 ロイター］ ソフトバンク<9984.T>は１日、つながりやすい「プラチナバンド」と呼ばれる携帯電話向け電波の新たな周波数帯を獲得したことを受け、２年間（２０１１─１２年度）の連結設備投資額を１０００億円積み増しし、１兆１０００億円にすると発表した。１３年度は４５００億円を投資する計画で、３年間（１１─１３年度）合計の設備投資額は１兆５５００億円となる。 総務省は２月２９日、新たな周波数帯のうち９００メガ（メガは１００万）ヘルツ帯を同社傘下のソフトバンクモバイルに割り当てることを正式に決定。同社は翌３月１日に同省から９００メガヘルツ帯を使用する基地局開設計画の認定を受けた。同社のほか、ＮＴＴドコモ<9437.T>、ＫＤＤＩ<9433.T>、イー・アクセス<9427.T>の国内携帯事業者４社が事業計画を提出して利用を申請していたが、使用している電波が最も混み合っているソフトバンク