未来創造科学部長官候補が辞退 朴政権に打撃 | 聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】朴槿恵（パク・クンヘ）政権が新設した未来創造科学部の長官に内定していたベンチャー起業家のキム・ジョンフン氏が４日、国会で記者会見を行い、辞退を表明した。 キム氏は「大統領の面談すら拒否する野党と政界の混乱をみて、私が祖国のため献身しようとした心を維持することが難しくなった」と語った。 未来創造科学部は新政府の「中核中の中核」官庁であるため、朴政権は任期初めから少なくない打撃を受けそうだ。キム氏の辞退はこう着状態に陥った与野党の政府組織法の交渉にも影響するとみられる。 与野党は朴大統領が発表した政府再編案を反映した政府組織法改編案の可決に向けて交渉を重ねてきたが、主な争点で隔たりを埋められずにいる。野党側が放送通信委員会の一部機能を、新設される未来創造科学部に移管することなどに反対。政府組織法改編案を可決するための与野党の交渉は難航が続いている。 csi@yna.co.

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