音楽批評は不必要なものなのか──音楽メディア「Pitchfork」GQ併合と人員削減に寄せて

アメリカの大衆音楽専門批評サイト「Pitchfork」が男性ライフスタイル雑誌『GQ』の傘下に併合されることが、2024年1月に明らかになった。 それに伴い、編集長を含む編集陣の解雇が同時に報じられた。 「Pitchfork」と『GQ』の母体会社であるCondé Nastのコンテンツ部長・Anna Wintourさん名義で送られたメールによると、「Pitchfork」のパフォーマンスを評価した上で『GQ』チームへの併合を決定。それが音楽をカバーする両ブランドにとって最善の道だと信じると伝えている。 また組織改変に伴って編集長のPuja Patelさんを含むメンバーがチームを去ることも決まった。 News: In a note to staff, Condé Nast announces that Pitchfork is being moved under GQ. pic.twitter.

[nori__3]

ファンはインタビューが読みたくて、楽器経験者はアナリーゼが読みたい。音楽批評が要らないとは言わないが素人のポエムを金出してまで読もうとは思わない。自分が好きなものを好きに聴きゃ良いだけなんだから

[liif]

サブスク音楽とYouTubeの台頭で、メディアの評判や批評よりアルゴリズムで好きな音楽に出会う人が増えたのかもね。

[KAI-YOU]

「日本に来るまで、原稿料をもらったことがなかった」韓国出身の音楽ライターが、ポップカルチャーにおける批評とメディア経済の現在を問う。

[BigHopeClasic]

“市場主導の必然性を回避”これよね結局。全てが市場原理に委ねられるのはやはりよくない

[tkm3000]

90年代、日本にあれだけいた音楽ライターってどこ行ったの？

[oragamurasoncho]

音楽に限らず、いい批評は自分では思いもよらなかった見方とか楽しみ方を教えてくれるからありがたいんだけどな。

[matone]

批評を読むことが聴くきっかけになったりもするのだけどなあ。でもたまたま音楽批評が先にこうなっただけで、映画も文学も遅かれ早かれ同じ運命をたどるのかもしれないという気もする。

[by-king]

音楽評論が歴史上最も役割を果たしたのはロマン派音楽の時代。革命により財を得た市民はそれまでの貴族相手の音楽ジャンルへ欲求を向け、その導き手が必要だった。翻って誰もが情報を得れる現代、そんな存在は必要か

[jassmaz]

北米の経済ニュースでは2年ほどレイオフのニュースばかりである。彼らも市場から再編を求められたという話に過ぎない。本邦の批評は絶滅寸前だが、少なくともピッチフォークの創業者はバイアウトで金持ちになった。

[mileschang]

批評家は今起こってることを観察して然るべき場所へと分類してくれる人だと認識している。彼らが居なければ世界は文字通り、カオスになる

[watatane]

ロッキンオンジャパンの音楽評がほぼライターのポエムだった時期もありましたね（ベンジーが怒ってた）

[yaguchi_m]

単なる感想でなく、例えば歴史的にも見て、この曲の位置がどういうものなのか？どういう系統なのか？どういう曲を参考にしているのか？等、曲に関する情報が織り込められている批評はリスナーには必要だと思う。

[yamatedolphin]

間違った問いには、的外れな答えが集まる。音楽批評を単なる音楽の付随物みたいなものと捉えれば、そりゃ要らない。人々のコミュニケーションの場が新聞雑誌などから他へ移った話と、批評の要不要を混同すんな

[mayumayu_nimolove]

ごめん、時代はYoutubeなんで。

[takAmid]

音楽批評の需要が下がっている理由は何だろう. 落ち着いて1枚のアルバムを聴く習慣がなくなってきている感はある. (良くも悪くも)すごい勢いで新しい音楽が次々と生まれて, 次々と走り去っていく.

[type-100]

市場主義に支配されるのがダメという観点でも、有償のライターが書くのと無償の有象無象が書くのとどっちがマシかは微妙な話で。

[koo-sokzeshky]

詳しくないので適当言うと、漫画批評やアニメ批評は音楽やゲームの批評に比べてなんとなくファンが勝手にやってるイメージが強くて、もう少し従来的な批評があってもいい…はてブに流れてきてないだけかもしれんけど

[goadbin]

これもなんだけどspotifyの低還元率とか音楽業界の持続性に悪影響だと思うが、なぜか肯定的な論ばかり。こういう海外の事例から日本の芸能を批判している連中ってどう考えても頭がおかしいとしか。

[Shinwiki]

読んでわかったような気になりたい凡夫に需要あるから、不必要でもなくならんじゃろ。考えるだけ不毛かと。

[mealtime]

自分で聞けばいいだけのことだから一般リスナーとしては批評よりも趣味が似ていて信頼できる、キッカケを作ってくれる紹介者を見つけることが重要。大きくなりすぎた批評は同人誌みたいな場に帰るしかないのかも…

[AnimeCulture]

レビューなんかはアルゴリズムとかプレイリストが完全に代替してるよね。そうなるとレビューをすることでPVを確保して、そのお金で批評をすることができなくなる。批評にパトロンが必要になるのかも。

[el-bronco]

かつて音楽誌を読んでいたが、求めていたものは批評性ではなく、単なる情報の紹介だった

[hobbiel55]

誰にとっての「必要」なのかを明確にしないとね。批評家自身にとっては当然必要なものだろうし、ミュージシャンにとってもそれで自らの価値を担保してもらってる人には必要だろう。サブスクでBGMとしてる人には不要。

[estragon]

“批評は広報ではない。ファンダム的熱狂でもない。それは現代社会の生産と消費のサイクルから外れている。 ”

[htnmiki]

批評も批評家もあっていいと思うけどそれらに乗っかる読者が面倒なことが多い印象

[NOTG]

昔はよく見てたなあ

[poko78]

ピッチフォークのランキングは全然自分と被らないけっこう重宝していた。

[Ereni]

NYTのスポーツ部局が閉鎖になった時の事を思い出した(書いてるカリム・ジダンもかなり特殊な立ち位置の人だが)https://www.sportspolitika.news/p/an-obituary-for-nyt-sports ／韓国の音楽批評が非営利しかないのは意外。

[doroyamada]

forkなのに統合されてしまうと。

[james-ramen]

そもそも日本でもスヌーザーは編集長のタナソーが一番給料が低くてイベントのDJで家族を食べさせてたとか言ってた気がする、文化評論自体がネット民みたいな一部だけで需要が少ないのは自分がリーマンになってからだ