第107節 擦り合わせと推測3 (一年編107) - PEACE-平穏を求めて-（カンタ） - カクヨム

「鈴黄（リンコウ）…、(どこかで聞いた様な気がするんだけど…。)」 「火花、お前聞いたことなあるのか…？」 「あるようなないような・・・まだ分からないわ、取り敢えず説明を続けて。」 「ああ。それでその鈴黄（リンコウ）と名乗った女が属している組織は雑兵、班長、管理官、将兵、将軍の大きく5段階に階級が分かれているらしい。」 「その情報は信用できるのですか？」 「正直…信用できかねん。」 「それなら…」 「・・・が、今は敵であろうと与えられた情報から推測し、対策を立てることしかできない。だから…今は信用できなくとも受け入れるしかないんだ。」 「分かりました…。」 「さて…話を続けよう。その鈴黄という女は俺に仲間になってくれと言って来た。が、その場では答えなかった。」 「何故ですか？」 「凍士（あんた）は馬鹿なの？知らない人間の命だけならどうでも良いと思ってるの。でもその場で答えて私達や電車の運行

[w0906]

https://kakuyomu.jp/works/16818093077076671531/episodes/16818622173621961274