2007-05-24

本屋へ行ったら『怪物王女』の第一話の立ち読み用冊子があったので、読んだ。コミックを4巻まで購入。 この作家は巧いし、よく研究している。毎回のクライマックスに必ず見開きを入れる作品作りといい、海外のホラーコミックを意識した影の多い作画といい、第16話のストーリーテリングといい、美意識がたいへんに高く、とくに形式美というものをよく判っていて作品に応用している。それが良い効果になっている。『少年シリウス』からはじめてアニメ化したのもなるほどと感じられる。（とはいえ第１巻は展開や伏線が色々苦しい。２巻くらいからこなれ、３巻後半から絶品になってくる） ところで「フランドル」の元ネタが『怪物くん』のフランケンであることに気づくまで、私は若干時間がかかった。気づいてから、「うわ、この作者すげえ」と思った。連想を刺激するところがいい。『怪物くん』をはじめ、色んな作品を下敷きにしているので、それを検証したサ

[aosakana]

勉強になる

[D_Amon]

どうかと思う部分はあるものの。