水村美苗さんが講演〜青山学院大学で活字文化公開講座：活字の学び

基調講演「日本語で書くということ」〜 作家・水村さんが日本文学の危機訴える 私は父の仕事の関係で１２歳からの２０年をアメリカで過ごした。だが、アメリカになじめず、古い日本の小説を読んで育ち、やがて日本で小説家になりたいと思うようになった。 アメリカから戻って日本に落ち着いたのは、１９９０年ごろである。私は驚いた。日本語そのものが変わってしまったのである。私が知っていた日本語は消え、その代わりに、過去とのつながりもなければ、現在を捉えようとする意志にも欠ける、悲しい薄っぺらい日本語が氾濫していた。それは、日本語ではなく「ニホンゴ」であった。 なぜこうなったのか。 思うに、それは英語が世界言語になったことと深く関係している。今、世界中で国を代表するような知的な仕事につく人は、母国語に加えて英語を知らねばならない。その２重言語状況が、日本でもいつのまにか進みつつあったのである。 例えば、数学を含

[daludalu]

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[fromdusktildawn]

水村さん、梅田さん、小飼さんたちの言っていることは、「日本語は現在、存続の危機にある」というシンプルな一言に過ぎないんだよ。梅田さんは、それに同意してもらえなかったので、ブチキレたんじゃないですかね。

[nessko]

学術論文を書く人と、小説を書く人は、どのくらい被っているのか。小説の読者というのも中間層が主流になるのでは。それ以前に、水村氏が90年代に帰国した際、何を読んだのかが気になるw