人の花散る疱瘡の山 その２ ～井原西鶴『懐硯』巻一の五～ - うきよのおはなし～江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ～

※下に現代語訳と解説があります。 懐硯. 第1 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国立国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜改変して使用しております。 ※画像は拡大できます。 【原文】 爰に戸塒専九郎《とくらせんくらう》と言へる牢人《ろうにん》も、春の日かり［光］の理《ワり》無く長閑《のどか》なる折からの、浮き立つ心に誘《さそ》ハれ、其の人波に此所《ここ》に立ち交わり、最前《さいぜん》より此の若衆《ワかしゆ》に意魂《こゝろだま》を失ひながら跡《あと》を随《した》ひ、帰るさの屋敷まで着け込ミ、辺りの家に立ち寄り、 「此の隣《となり》の門構《もんがま》へなるは、如何《いか》なる御方。」 と問《と》へバ、 「あれハ武蔵《むさし》より渡《ワた》らせ給ふ御隠居所《ごゐんきよじよ》にして、大谷右馬之助《おおたにむまのすけ》殿と申し侍る。 今、余所《よそ》から帰らせ給ふハ、其の

[Kitajskaya]

なかな面白い展開になって来ましたね。と同時に江戸時代の男色の寛容ぶりには驚いています。大作家である井原西鶴の小説の題材になっていることを思えば、今と比べて社会はジェンダーに理解があったのでしょうね。

[mkonohazuku]

ストーカーまがい、美少年は大変ですね(;^_^A

[urimasaru]

むむ💦　なかなか難しいのですね(●´ω｀●)✨💦

[hukunekox]

時代背景的に交際を男性から男性に申し込んでも怒られない時代だったのでしょうか、、？

[harienikki]

恋の道は一筋縄ではいきませんなぁ。( ´ ▽ ` )

[happy-ok3]

こんばんは。＞「屋敷に乗り込んで交際をせまるわけにはいかないので、どうすればいいか思い悩むしかないようなのですが」どうなっていくでしょうか？叶う方向に！！！いくといいですね。

[mashley_slt]

結構な執念を感じますねえ😅ちょっとドキッとします。三つ目さんのことは今後からご隠居さんと呼びますね！

[kapibara5168]

三つ目君の頭が「髪型」と言えるのかという疑問は横に置いておくとして、昔はストーカー行為や個人情報についての意識がないので美少年はおちおち出歩けもしませんねぇ。

[Kaimotu_Hatuji]

右馬之助に左馬之丞。様式美ですねぇ。

[santa-baking]

登場人物が少しずつ増えてきました。これから、どのように絡んでくるのか楽しみです。ヾ(＠⌒ー⌒＠)ノ

[kaze_no_katami]

悲劇の始まりか？ ハッピーエンドは無さそうな予感。

[kaedeya]

｜ω・）ふむ。まず、お爺ちゃんと仲良くなったらどうだろう。