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日本の先生は「一人四役」を背負わされている 海外の教育現場との隔たり
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日本の先生は「一人四役」を背負わされている 海外の教育現場との隔たり
学校や先生の役割を再定義すべき時代 猪熊真理子氏(以下、猪熊):先ほど山口さんのお話にもあったんで... 学校や先生の役割を再定義すべき時代 猪熊真理子氏(以下、猪熊):先ほど山口さんのお話にもあったんですけど、反転授業についてです。まだご存知ない方もいらっしゃると思うんですが、今のお話だと、学校で授業を受けた後や、冬休み、夏休みなどに、家庭学習の中でスタディサプリが使われていたりしますよね。反転授業はどういったものでしょうか? 山口文洋氏(以下、山口):反転学習は、英語でいうと「Flipped Learning」です。これは、そもそも学校はどういう場所なんだという問いかけから始まっているんですよね。せっかくリアルに集まった場所なのに、先生と呼ばれる人から一方通行で聞くだけ。それがリアルな場として有効なのかと。 逆にいうと、家に帰って宿題のときに、自分の頭を使って悶々と解いていますよね。そうじゃなくて、授業みたいなものは家庭学習の中で行い、基礎的なところをわかった上で、学校の授業の中でみんなで