ウクライナ：親露派地域 砲声やまず 住民「紛争前に…」 | 毎日新聞

親露派支配都市ドネツクで２月９日に全壊した商店。砲撃とされる爆発で２人が死亡した＝ウクライナ東部ドネツク市カリーニン地区で２０１７年２月１９日午後、真野森作撮影 【ドネツク（ウクライナ東部）で真野森作】１月末から２月上旬にかけて政府軍と親ロシア派武装勢力の戦闘が再燃したウクライナ東部紛争。親露派支配地域の最大都市ドネツクでは住宅地も砲撃の被害を受けた。親露派を支援するロシア、ウクライナ、独仏の４カ国外相による今月１８日のミュンヘン会談で２０日から新たな停戦に入ったが、現地では砲声がやまず、不安定な情勢が続いている。 ドネツク中心部に近いキエフ地区の集合住宅では今月２日夜に砲弾が直撃し、無人の部屋が半壊した。「なぜ住宅地を砲撃するのでしょう。私たちはテロリストじゃない」。隣室の中年女性ナタリアさんは政府軍への憤りをあらわにし、「戦争が早く終わればいいのに」とため息をついた。９日には別地区の商

[Ereni]

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