根岸住宅跡地 横浜市、「考え方」公表 交通機関整備など ／神奈川 | 毎日新聞

横浜市は２４日、日米両政府が全面返還に合意した米軍根岸住宅地区（同市中区など）の跡地利用に関する「基本的考え方」を公表した。課題として鉄道駅などへのアクセスの不便が挙げられ、周辺の幹線道路との接続や公共交通機関の整備を検討する、と明記した。今後、市は地権者らに説明し、今年度中に跡地利用の基本計画案を策定したい考えだ。 市によると、この地区は長く米軍施設だったため、返還後に住民の交通ネットワークが十分ではない可能性が高いという。「考え方」では、地区内だけでなく、周辺を走る国道１６号や市道「横浜駅根岸線」などと接続する道路整備が必要とされた。バス路線などによって鉄道駅とのアクセス性向上も目指す。

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として鉄道駅などへのアクセスの不便が挙げられ、周辺の幹線道路との接続や公共交通機関の整備を検討する、と明記した。