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社説:香港警察と学生の衝突 暴力の独立調査委員会を | 毎日新聞
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社説:香港警察と学生の衝突 暴力の独立調査委員会を | 毎日新聞
香港から中国への容疑者移送を可能にする「逃亡犯条例」改正案に端を発した香港の混乱で警察と学生らの... 香港から中国への容疑者移送を可能にする「逃亡犯条例」改正案に端を発した香港の混乱で警察と学生らの衝突が激しさを増している。 大学に立てこもった学生らを香港警察が包囲し、催涙弾や火炎瓶が飛び交う映像が流れ、国際社会も懸念を深めている。力では事態の収拾は望めない。香港政府は学生や市民の声に耳を傾け、対話の道を開く譲歩に踏み切るべきだ。 香港情勢は今月、厳しさを増した。習近平中国国家主席が上海で会談した林鄭月娥(りんていげつが)行政長官に暴力活動の制止や処罰を求めたため、香港警察が強硬姿勢に出たとの見方がある。 学生側も道路をバリケードで封鎖するなど交通網をマヒさせる戦術をとり、これを阻止しようとする警察官の発砲で学生が一時重体になる事件も起きた。 24日に予定される区議会選では民主派の優勢が伝えられるが、香港政府は治安悪化を理由に延期を検討している。衝突の激化を選挙延期の口実に使われるのは学生