交通網強化へ協議会 台風１９号被害受け 県、ＪＲ東など ／山梨 | 毎日新聞

台風１９号による土砂崩れでＪＲ中央線や中央自動車道などの交通網が寸断されたことを受け、県は６日、他の自治体や鉄道・道路事業者などと交通網の強じん化を検討する協議会を設立することを明らかにした。 県議会１２月定例会で６日、河西敏郎県議（自民党誠心会）の代表質問に、長崎幸太郎知事が「東京―山梨間の強じん化に向けて関係機関が連携して検討を進めていく」と答弁した。 県道路整備課によると、協議会に参加するのはＪＲ中央線と中央自動車道が通る山梨県や東京都、神奈川県、長野県、相模原市のほか、ＪＲ東日本や中日本高速道路など。 １０月の台風１９号による土砂崩れで県内と東京方面結ぶ鉄道や高速道路、国道などが寸断された。物流や観光客の移動などに大きな影響を与え、災害に強い交通インフラの構築が課題となっている。【野呂賢治】