殺処分対象に「アグー豚」も 感染拡大に募る危機感 沖縄・豚コレラ1週間 | 毎日新聞

沖縄県の養豚場で豚コレラ（CSF）の感染が確認されて15日で1週間がたった。県は14日までに、うるま市と沖縄市の6養豚場で飼育されていた全7326頭を殺処分したが、15日にはうるま市の別の養豚場で4例目となる新たな感染が確認された。殺処分の対象には沖縄の在来種で、観光客にも人気の「アグー豚」も含まれており、県は感染拡大に危機感を募らせている。 うるま市の養豚場で、県内では1986年以来となる感染が確認されたのは今月8日。豚コレラは2018年9月に国内では26年ぶりに岐阜県で見つかって以降、中部・関東地方で感染が広がってきた。野生イノシシが媒介したとみられていただけに、海で隔てられた沖縄での発生に農林水産省や県には衝撃が走った。

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『県は現段階でのワクチン接種やアグーの隔離移転には慎重な姿勢だ』ワクチンを接種するとかの方を「慎重な姿勢」といって、しない方は「無謀な姿勢」なのではないか？