菅長官、自公幹部会合に異例の出席 新型コロナで「独走」の官邸に不満 | 毎日新聞

記者会見で質問に答える菅義偉官房長官。奥は東日本大震災の犠牲者を哀悼の意をあらわす弔旗＝首相官邸で2020年3月11日午前11時21分、川田雅浩撮影 自民党と公明党の幹事長と国対委員長が毎週水曜朝に開く定例の「二幹二国（にかんにこく）」（通称）の11日の会合に、菅義偉官房長官が出席した。国会運営方針を主に協議する党側の会合に、政府側の官房長官が出席するのは異例。背景には新型コロナウイルス対策で「独走」する首相官邸への与党側の不満がある。特に、一斉休校方針で支持層の猛反発を受けた公明の不満が深い。 公明の高木陽介国対委員長は会合後、記者団に「今後いろんな動きがあった場合は、速やかに長官から両幹事長に連絡を取ることを確認した」と語った。 前日の10日に官邸であった政府・与党連絡会議では、公明の山口那津男代表が…