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上智大生殺害24年 「風化への懸念、未解決事件遺族に共通」 取材始めた後輩の思い | 毎日新聞
1996年に上智大4年の小林順子さん(当時21歳)が東京都葛飾区の自宅で殺害された事件は、未解決... 1996年に上智大4年の小林順子さん(当時21歳)が東京都葛飾区の自宅で殺害された事件は、未解決のまま9日で24年になる。小林さんの2学年後輩のノンフィクションライター、水谷竹秀さん(45)が、昨年、警視庁から捜査協力を要請されたのを機に、遺族の取材を始めた。地道に続く捜査が、各地の未解決事件を追ってきた水谷さんと小林さんの事件を結びつけた。【土江洋範】 「警視庁捜査1課です」。2019年9月下旬の日曜日。都内の自宅にいた水谷さんがインターホンのモニター画面をのぞくと、ワイシャツにスラックス姿の刑事が警察手帳を示していた。DNAの提供を依頼され、渡された棒状の器具を口に入れて採取した。 事件では、布団などに付着した血痕から、犯人のものとみられるDNA型が検出された。捜査関係者によると、近隣住民や小林さんと同じ英語学科に在籍していた当時の学生らからも任意でDNAを提供してもらう「つぶしの捜査
2020/09/09 リンク