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「菅語」を考える:菅首相「仮定のことは話さない」発言 真意はどこに? コロナ禍で苦しむ人に届くのか | 毎日新聞
緊急事態宣言が1カ月延長される運びとなったが、どうも頭から離れないフレーズがある。1月上旬、菅義偉... 緊急事態宣言が1カ月延長される運びとなったが、どうも頭から離れないフレーズがある。1月上旬、菅義偉首相の口から出た「仮定のことには答えを控える」という発言だ。思い起こせば、菅氏は官房長官時代にも何度も使ってきた。この言葉を耳にしたとき、なぜかどんよりした気分になってしまった。この言葉がひっかかるのはどうしてだろうか。改めて「菅語」を考えた。【金志尚/統合デジタル取材センター】 何度も繰り返す「仮定のこと」 やや旧聞に属するかもしれないが、思い出していただきたい。それは1月7日の記者会見での一幕だった。 フジテレビの記者がこう質問した。「宣言を仮に延長する場合、今回と同様に1カ月程度の延長を想定しているのか」。それに対し菅氏はこのように回答した。「仮定のことについては私からは答えは控えさせていただきたい。とにかく1カ月で何としても感染拡大防止をしたい、そういう思いで取り組んでいきたい。このよ
2021/02/04 リンク