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ラケットを銃に 入隊のウクライナ元テニス選手、キエフからの訴え | 毎日新聞
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ラケットを銃に 入隊のウクライナ元テニス選手、キエフからの訴え | 毎日新聞
ラケットから銃に――。引退したばかりのウクライナの元テニス選手が母国の予備軍に加わった。元世界ラン... ラケットから銃に――。引退したばかりのウクライナの元テニス選手が母国の予備軍に加わった。元世界ランキング31位のセルジー・スタホフスキーさん(36)。9日、パトロールの合間にオンライン取材に応じ、「多くの民間人が殺されている。ロシアを止める必要がある」と訴えた。 銃を抱え1日2時間パトロール ロシアによる侵攻を知ったのは、ドバイで家族と休暇中のことだった。妻と7歳、6歳、3歳の子供3人をハンガリーに避難させ、自身は故郷のキエフに向かった。「このままでは帰るべき国がなくなってしまう。ロシアはウクライナを歴史の本から消し去ろうとしている」と思い、いてもたってもいられなかった。妻には反対されたが、「父や親族がウクライナにいて、彼らを残しておけなかった。私の生まれた土地でもある」と帰国を決意。有事に招集される予備軍に加わった。父ら親族も衛生兵として母国で活動しているという。 スタホフスキーさんはこ