トルコ大統領にエルドアン氏 野党統一候補との決選投票制し | 毎日新聞

エルドアン氏（左）とクルチダルオール氏の顔写真が入ったトルコ大統領選決選投票の投票用紙＝イスタンブールで5月28日、ロイター トルコ大統領選の決選投票が28日、投開票された。選挙管理委員会によると、開票率99・3％で与党・公正発展党を率いるエルドアン大統領（69）が得票率52・1％を獲得し、得票率47・8％だった野党統一候補で、共和人民党のクルチダルオール党首（74）に勝利した。エルドアン氏は2003年に首相として権力を握ってから約20年間にわたって国を統治しているが、さらに5年間、トルコのかじ取りを担うことになった。 エルドアン氏は28日夜、首都アンカラの大統領官邸前で大勢の支持者を前に演説。「（選挙に）勝利したのは8500万人の国民全員だ」と強調し、今後は共通の目標に向かい、野党支持者を含めて「連帯する時期だ」と述べた。

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“エルドアン氏は2003年から約20年間にわたって国を統治しているが、さらに5年間、トルコのかじ取りを担う”